自然に生きたい、あなたへ

No,367

「便秘は悪くない!」 難易度:中




 ■ 世界の内科、外科の主治療法


1903年 当時最高の外科技術をもっていたウィリアム・アーバスノット・レーン卿「内臓下垂病」「自家中毒」両方の説を取り入れて、十二指腸潰瘍、リイマチ様関節炎、結核、精神分裂症、高血圧などの慢性疾患などの治療、小腸がん予防にも、回腸とS字結腸の間を切除し、結合させるバイパス手術が価値があるとして、1000件以上手術した。死亡者は少なかった。結腸切除は、欧米で流行ったが、イギリスの医師達は懐疑的でほとんど行わなかった。メチニコフの結腸不要論が世にでると、結腸を全摘出した。そうして、腸の病気自体については、何でもかんでも「大腸炎」(もしくは粘膜性大腸炎)としておいたため当然大腸炎が大流行した。

他のグループでは、盲腸炎(1886年出現)の原因は、化学的毒素ではなく細菌が入り込んで病巣をつくると唱えて細菌が存在するというだけで正常な盲腸まで切除していった。

こうして、このころの世界の主な「外科手術」は、ほとんど7種類であった。

・結腸の全切除および部分切除 
・盲腸炎の盲腸切除(細菌病巣説にもとづいて)
・盲腸と結腸の腸固定術(身体がうごくと腸が非常にネジレる人は、
腹痛や嘔吐がおこると考えて、身体をうごかしてネジレないように固定)
・胃腹壁固定術(いわゆる胃下垂が起きてしまった場合は、胃を切除し縮める)
・子宮固定術
・腎固定術(腎臓)

  結果は、多くは症状悪化しただけであり死亡者も出た。一部の人には症状が改善した。


世界中の内科(まだロックフェラーの薬よりはマシである)

世界の主な「内科」は浣腸下剤で、第一次世界大戦(1914)前ごろがピークとなった。

下剤については、多くに人々は、毎日あらゆる下剤で毎日一、二回規則的に排便するようにしていて、「排便の規則正しさ=体内清潔の規則正しさ=徳」と扱われるようにまでなった。なお、腸の蠕動促進のために繊維質を食事にまぜたりもした。

浣腸については、二時間おきに約15ℓ投与された例もある。

これらの腸に関する内科・外科の治療法は、行き過ぎであると危惧する医者が次第に増えていき、その間違いを証拠立てる資料が出され始めた。



 ■ 医学界の権威死守と利権欲は現代も・・


1920年代中ごろ 「内臓下垂説」「自家中毒説」にもとづいた外科手術、浣腸と下剤の内科について、疑問を抱く医師達によって間違いであるとする証拠資料がほぼ集まる。これは、公に世界に広く公開され、1930年代の教科書や医科大学で非難された。にもかかわらず、濫用はとまらず1950年代に入ってもまだ行われていたのである。

証拠資料概要
 
X線調査で、健康人は、腸の動きにかなりの差があっても健康。そして患者には、ネジレは発見されなかった。また症状を説明づける化学的毒素は発見されなかった

健康人は、排便にかなり差があっても健康であった。健康人を注意深く観察した結果、多くの人が週に一、二回しか排便していなかった。健康人のなかには何週間も皆無の人もいた。下浣腸や下剤、広範囲にわたる外科手術による効果については、改善は少なく、改善しても一時的な域を出ず、しかも多くは悪化しただけのことであった。また、対象臨床試験は一切なされていなかったことがわかった。

真の医学を伝える医療ジャーナリスト大腸菌は善玉悪玉問わず自然に必要あって存在する有益なものである。悪玉菌といってもウイルスが体内にいれた異物すなわち毒素を食すために存在し、また毒素のある農作物の腐敗物にたいする蛆の発生同様、さらには湾に流れ込んだ毒素を食すプランクトンにたいするクラゲの大量発生なども、一切の生物は役目をもって存在している。そうしてガスや菌に冒されるような腸壁の細胞ではない。かりに侵されたように見えてもそれは毒素に対する炎症作用によるもので「粘膜性大腸炎」である。そして腸壁というものは数日で新たしい細胞に生まれ変わって、古いものははがれて便として排出される。

ちなみに日本人の便は7~8割が水分、残りの1~2割くらいが腸内細菌の死骸、1割強が食べ物の残りカス、あとは脂肪やその他のものであり、食物が滞留する便秘は病気ではなく、また病気を引き起こすものではない。炎症という自然治癒作用の原因は毒素があるからであることを重ねて言いたい。便秘をすると顔に出来物ができる人がいるが、それは便秘はいわゆる滑り酵素を出すように指令する頭が後頭部の毒素で働かないためであり、いずれその後頭部の毒素に自浄作用が起こると顔面の皮膚や穴を出口として求めるからである。



 ■ 遺伝子学の登場で・・・


1928年(昭和3年)にイギリス厚生省勤務のフレデリック・グリフィス医師が、遺伝子学の基礎理論として、細菌(バクテリア)の突然変異(形質転換)の現象を実証した。原因は、のちにDNAが発見されて以降、バクテリアのDNA突然変異によることが明らかになった。

実験

肺炎レンサ球菌」の主なものは、S型とR型である。S型は病原菌として働くことがでるが、それは細胞膜が分厚く生命力があるためである。膜の種類が、S型はⅢ型であるゆえⅢ-S型と名付けた。マウスに投与すると死亡したⅡ-R型と名付けられた。
一方、R型は病原菌としては働けない。
加熱殺菌してしまった病原菌のS型と、病原菌ではないR型を混合して病原菌ではない菌であったにもかかわらず、マウスに投与すると死亡してしまった。調べてみると、病原菌に変異したR型と、死んだままS型菌が見つかったことから、何かのDNAによって遺伝物質が変えられたため「形質転換」したと理論づけられた。

真の医学を伝える医療ジャーナリスト: 細菌の発生について、まず結論から言えば、細菌というものは外部から進入することもあるが、ある毒素にたいしてその毒素を食酢に適応したバクテリアが、蛆やナメクジ同様のように「無」から自家発生もすることがある。むしろ②が広まったのが①ということにある。さらに、無機バクテリアから有機バクテリアへの成長も起きるし、有機バクテリアから他のバクテリアに「形質転換」することも起きるが、現在の科学ではこれらの①と④のみは現実の現象として認められているのである。しかし④についてはその原理は科学では不明である。これは②と③の原理に基づいて考えれば、病原菌ではないR型が、毒素としての存在となったS型と体内保有の毒素両方をも食すことができるように「変化」したものである。こららを言い換えてみると、たとえばある病原菌がある毒素を食しやすいようにと中枢神経が炎症作用を生じさせるが、医学ではそれが菌による炎症だと唱えて殺菌のために抗生物質などを投与して死菌となった場合、自然界はその乱入してきた抗生物質に殺されないようにと、また抗生物質によって「変異」したもとの毒素を食させるために、その有毒に耐えて食することができる強力な耐性菌を体内に生じさせる。その耐性菌の発生は、④のように他の何かの菌からの「変異」もしくは、②のように無から発生した菌であるが、いずれにしても菌はすべて有用菌であるから発生過程は治癒上問題ではない。

ただ、1890年のアメリカ医師会クーデターおよび医学界利権構造確立によって、科学的根拠が無いまま物理療法というドイツ式西洋医学(現代医学のこと)を強引にすすめてきた結果、どの時代も、常に悲しき人間のプライドと利権欲が是正を遅らせてきたことはあまりにも多くの事実が、物語っている。甚大な被害と引き換えに、とどの詰まりとなってようやく関係省庁などが動いて医学的に非が判明してきたことは、ぜひ記憶にとどめておいてもらいたい。まだ調査の手が及んだ治療法はいい。しかし現代、薬物治療につかう新薬についてはあまりにも数が多すぎるために、市場後、デメリットがはるかに上回ることの科学的調査というものはほとんどされないまま、新薬としてアレンジされて姿を変えて市場に出回るのである。





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