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no,371

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最新号 vol.371   「断食は止めたほうがいい」 難易度:中~高



日本での断食史

宗教的行為であったものが、明治以降は療法として採用された。
日本でも村井玄斎氏など研究家が15名いた。
かれらは著書で、様々な病気に有効であると報告し、ガンへの有効性を報告したのは、うち5名ほどいた。
ガンへの有効性について、現在では、奈良・信責山断食道場、別府市・健康クラブ、大阪・甲田医院、また加藤清氏によるミルク断食療法で実証されている。


千島学説 断食

1953年以降、動物実験で飢餓と組織片の変化について研究を開始。
飢餓状態は、全身のあらゆる組織細胞が赤血球に戻ることを観察した。

人体実験はしていなかったが、唯一自分の肩の脂肪腫について実験した。減食10日、断食10日、復食10日を設定し、約二週間で消失した。

絶食・断食は、全身の不必要な有害物質や過剰物質を除去するとともに、全ての病的組織を赤血球に戻すために、ガン細胞は縮小、消失すると断じている。
具体的な論拠は以下の通り


○ 断食治療が奏功する者

 自力歩行が出来る体力があり、抗ガン剤の投与を全く受けていない、あるいは少ししか投与されていない人

○ 【最重要】精神面の改善と、運動および深呼吸

 ガンを不治の病と盲信するだけで、死のリスクが高まると警鐘を鳴らしている。そうして、ガンの予防および治療においては何よりもまず第一に、精神的な負担を軽減させる方策を考えて、適度な運動と一日に幾度となく深呼吸をする習慣を身に着けること、精神面を主とした活き活きとした生活へ改善することを訴えている。


① ガン原因であるカロリーを無くす

肥満とガン死亡率の調査

対象 アメリカ人192,000人
平均体重  5~14%増 15~24%増 25%以上増
平均死亡率  +9%      +24%   +29%

マウス試験 「減食」と「十分な食事」における発がん率

Moreschi 減食と十分な食事で、減食群は発ガン率低い
Hasting ガン系統マウス 長期 減食群16% 十分食事88%
その他  中程度の減食では有意差低い。
      Long 長期間に1/3減らすと大幅な有意差
     Morrs 正常発育を妨げるほどの減食で有意差

真医学を伝える医療ジャーナリスト:

 この比較試験はあくまでもガンの一因における実証をしたものには違いないが、そもそも発がん原因の多くの研究において最も発がん要因となる研究成果を見つけることが重要であるのは言うまでもない。多くの研究者たちが、もしその作業無しに、ある特定の療法を見出してその裏づけとしての研究成果を探索し世間に普及するとなれば、本当に奏功する治療法はまぐれで無い限り日の目を見ないことになるであろう。もし「カロリー」は微々たる枝葉的問題であって、他に最も根幹となる要因があったとしたらどうであろう。
 この試験結果にある断食・減食群の16%の原因をカロリー以外で考えるとこうである。発ガン原因は、食物面では、「発がん性物質」を含む異物すなわち化学合成物質の質量が第一に挙げられるべきである。化学合成物質とは、食用動植物に使用される農薬類から抗生物質などの多数の薬剤、そうして食品加工時における食品添加物があげられる。次にアメリカ支援による世界最大の国家プロジェクト「チャイナ・スタディ」の結論どおり、動物性を摂取するほどガン発生が増加することは議論の余地が無い。そうするとカロリー問題ではなく、そこに含まれる毒素と動物性の摂取量こそ最も注視すべき問題となってくる。
 


② ガン発生に関与している消化器を浄化

千島博士たちが白血病のニワトリを観察すると、腸粘膜を著しく破壊し、食べ物の消化および栄養吸収が非常に困難な状態となっていることを発見し、そのた大多数の病気も腸粘膜の破壊と関連があると唱えた。

断食や減食により、消化器を休養させるとともに、食べ物からの毒素の発生を防止し、抑留していた腐敗毒素などは自然排除されるため、病気は改善、解消される。なお、貧血が生じないように、ガン組織細胞を含め様々な組織細胞は、新鮮な赤血球に戻るので心配は無い。

真医学を伝える医療ジャーナリスト:

 「なぜ腸粘膜が破壊されているか」が解明されていない。これは発ガンを起こすだけの物質が異物として分解されずに、胃底の壁ごと蓄積していたり、腸壁ごと蓄積していることがあるが、そのためと考えられる。なぜその場所に蓄積するかと言えば、消化器で容易に分解されない毒素を多量に摂取したり相当に悪質であるためである。この蓄積物が徐々に自然浄化で血流や組織細胞間に入り、他の毒素とも科学化合した結果、毒性が悪性になるほど血液病や腫瘍を形成したりするということが考えられる。
 なお昔から医学でいう便秘による腐敗毒素は細菌などによって自然浄化されているもので、これは便秘と病気の関係を比較研究した事例からも無関係と言える。そもそも腐敗とは毒素に湧くものであって、もし腐敗するとすれば、それは毒素が腐敗しているのであるからであり、この解消法は毒素摂取を止めて自然浄化に任せるのが良いので、この解消法名は断食法ではなくて断毒素法というべきが本当である。そもそも断食は天地の法に外れたインドの大自在天がつくった難行苦行の一つで、人間は自ら苦しみながら身体を維持する必要がないように、最初から腹が減れば食うように食欲が湧き自然の食物を食べていれば身体は丈夫に維持できるように造られているのである。
 なお、もしガン巣組織が赤血球に逆分化するとすれば、それは毒素を含んだ毒血に戻るだけであって、決して「新鮮」ではないことになり、やがて再発か同程度以上の病の原因を引き起こすことが想像されるが、精神作用による奏功は目覚しいものがある。そのため、この逆分化が治癒作用であるかどうかを確かめるためには、精神作用をも排除した無作為二重盲比較試験をすればよくわかるはずである。


③ 細胞の若返り

断食中、断食後に血色が良くなり肌がツヤツヤする人が出てくる。

真医学を伝える医療ジャーナリスト: 総論

 サーチュイン遺伝子は本来の自然治癒の働きではなく、不自然な飢餓状態における緊急的生命維持のために働きであり、あくまでも一時的に衰弱する細胞を通常に活性するだけのものであるから本道を逸脱しているのは言うまでもない。そうして効果ついては、①②に述べた要因によるものであり、当然その結果として細胞にまで影響するのと考えるのが妥当である。細菌毒素から逃れるとする論については、細菌から不自然に逃れれば毒素は蓄積したままであり根本治癒にはならないのである。また断食による血液浄化のためという論については、病気の原因である毒素の体外排泄浄化でない限り本当の浄化とはいえないのである。


④ 病気促進をする睡眠不足を防ぐ

 睡眠不足になるほど身体は活性しようとして、毒素の浄化作用が起こるのでこれを病気と称すのである。そのため病気促進は大いに結構であり、健康になればなるほどエジソンのように数週間不眠でも何ら病気は起こらなくなるので、これもまた結構なことである。よって睡眠不足は結構で、身体は動かせば動かすほど活性化するように造られているからであり、むかしから長寿の人は身体を老衰死の前日まで農作業などをしていたにみてもわかるのである。


真医学を伝える医療ジャーナリスト 総論 

 病気の改善や治癒率といったところで、「病気の本質」を知らない限りは、「症状停止法」であって根本治療にはならず、これこそ重大な問題である。「病気の本質」はここでは省くが、結論から言えば、減食もしくは断食によって、病原たる毒物を減らすために病巣が拡大をストップさせるものの、その次の段階は、毒物の質量の程度によって、自然治癒が復活し浄化するか、自然治癒が微々としたものとなるかの段階があって、しかし自然治癒力は本来正しい食事をしてこそ発揮するように人間に仕組まれたものであって、飢餓状態になるほど自然治癒力および病的細胞も減退するので、一見症状はおとなしくなるのであるが、本当に自然治癒力によって治ったのではなくあくまでも一時浄化停止によるものである。

 よって、もし断食療法によって症状が無くなった場合は、体力が減退しない間に自然浄化作用が生じて、それは軽症ほど痛苦少なく尿などから毒素が排泄され、重い病ほど苦痛を伴って排泄していることになる。

 つまり病気が治る最大要件は「毒素の排泄作用」であるから、これを根本において、根本治癒と一時的症状緩和法との違いを見分けることが重要である。

 なお、断食は難行苦行により精神面を高め悟りを得るためにあったのであるが、多くはただの苦痛でしかなく、そうしたバラモン教の民を救うために、釈迦がお経を読むだけで精神が救われるとして難行苦行を廃して仏教を広めたのである。そうした意味において、断食によって精神をプラス思考に変えていくことによって、それが成功した暁には大きな成果が出るということは、断食の効果は、食べすぎの防止、毒素の追加防止と精神作用によるものであるといえるのである。弊害としては、胃腸という消化向上を休止するために胃腸が弱り、特に腎機能衰弱により浮腫みが腹部などに出ることである。

 結論からいえば、西洋医学よりは遥かにベターだが、本当の健康を目指すものにとっては、まだまだベストとは言いがたい治療法ということが言えるだろう。「断食」はインドすなわち月の国から肉体を危険に扱って生まれた物理主体の精神療法というべきものであって、その後の「断食療法」はバラモンの難行苦行の流れを汲む禅思想が流れているのもしれないが、道場というものをつくって、そこで無理な断食を避けてはいるものの、はやり物理主体の精神療法とも思うのである。 

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